譲り合えない夫婦

昨日の夕方4時過ぎに、なでしこをケ-ジに戻してみました。

最初は大人しくしていたのですが、ヤマトと一緒に巣箱に居るうちに暴れだしてしまいました。

大抵のオカメインコは、昼間は雄が抱卵して夜は雌に託し、巣穴の入り口で見張りをするらしいです。

我が家の夫婦は一緒に仲良く抱卵してしまいます。

育雛でも同じ事が起こるのだと思いました。

なでしこだけが悪いのではありません。

譲れないヤマトにも非があるのです。

悩んだ末に、強制的に昼夜の交代をさせました。

優しい顔をして育雛に励んでいたヤマトをなでしこと入れ替えたのです。

ヤマトは訳が分からなくて泣き叫んでいましたが、夜が更けるにつれて諦めた様子です。

なでしこは1号に給餌をしているらしく、「チッチッチ」と可愛らしい鳴き声が聞こえていました。

 

1号はルチノ-の様子です。

朝にヤマトと交代させたのですが、なでしこは昨日と同様に大暴れでした。

「ちょっと、どういう事よ!」

「納得がいかないわ!」

ちょっとせつなくなりますが…

お互いに愛情過多で譲り合えないのが、今迄の不幸の原因だったのでは無いでしょうか。

当面は昼夜の当番制で育雛をしてもらおうと考えています。

1週間程度が過ぎて、様子を見ながら夫婦揃って子育てが出来たら良いと考えます。

世話を焼きすぎだと思われるかもしれませんが、雛の命も大切なのです。

今現在で、2号は孵化していません。

何羽誕生するのか、楽しみです。